兵庫県朝来市にある天空の城

去る10月16日17日に兵庫県朝来市にある天空の城

竹田城へ肱川あらし予報会のメンバーで行く機会に恵まれ

そして肱川あらしのPRも兼ねて朝来市役所への訪問と意見交換会

そして天空の城 竹田城の視察を行って参りました。

IMG_0007朝来市は山奥にある愛媛県内子町の様な所で川幅は広くないですが距離の長い川が流れており

長浜と同じように川が霧を発生させる為のキーワードになっていました。

天空の城は映像で見る限りでは高い場所にある思ってましたが意外と低い標高300mしかないという事です。

平成26年度の来城者数が58万人もあったそうで驚きの観光客数です。

何故ここ迄来城する様になったのかというと御年配の方が天空の城の映像をSNSに投稿したのがきっかけで季節毎のイベント、  IMG_9732

映画のロケ地、CMになった事で突然来城する様になったそうです。

来城者数が増えてくるに従い色々な問題が起こり

今ではルールを作り問題の起こらない様に行政町民が一体となっていました。

昨年度は町に年間7億円以上の経済効果が生まれ観光に関わる雇用が生まれる仕組みを作っていました。

IMG_978910月17日午前4時集合でしたが既に町中が霧で包まれていました。

土日祝日は駐車場が少ない為、別の場所へ車を止めバスでの登山場迄の移動で早朝にも関わらず大勢の観光客です。

IMG_9656バスで移動の往復運賃、竹田城への入城料金が掛かる様に上手い仕組みを作り竹田城の保存も行っていました。

観光で町おこしを行っている典型的形ではないかと思います。

登山場から約30分の山歩きをし竹田城へ向かいましたが

途中傾斜のきつい所も何箇所かあり翌日は筋肉痛になりましたが行く価値のあるの場所でした。

残念ながら朝日を見る事は出来ませんでしたが肱川あらしとは違う霧の素晴らしい景色を望む事が出来ました。

頂上に登って解りましたが竹田城は放射霧の塊で風が余りないので静の霧です。IMG_9902IMG_9945

それに比べて肱川あらしは風が強く放射霧と蒸気霧が見られ速いスピードで霧が流れて行くので動の霧だと感じました。

何方かというと肱川あらしの方が自然の力強さを実感出来るのではないかと思います。

市役所の担当者に聞きしましたが肱川あらし予報会の様に予報迄はしてなく、

そして翌日は余り期待が持てないとの事でしたが、

登城する前日の現地での山の見え方、肌で感じる湿気、

放射冷却の感じ方は肱川あらしの発生する時と全く同じ様に感じました。

後日朝来市役所竹田城課へ10月17日の霧の発生度合いを問い合わせしましたらMAXに近い位の霧の発生でしたとお聞きしました。IMG_9838

今回現地へ行かなければ解らない事が沢山あり一番に実感したのが肱川あらしと赤橋の活用法、

もっと上手く活用すれば竹田城と同じ様に此れから発展の可能性がある場所であり

肱川あらしは世界中でも此処だけでしか見えない自然の宝であり大いに誇れる自然遺産だと思います。

そして肱川あらしの知名度をどうやって上げていくのかが現在の最大の課題であり

知名度が上がれば経済効果が望まれ観光での発展も望めます。

竹田城の様にきっかけ作りを肱川あらし予報会が手助け出来たらと思います。

そして最終的には世界自然遺産になればと思いますがその道はまだまだ先になりそうです。

今回の視察は観光に関する勉強をさせていただいた上、

IMG_0015今後の肱川あらしの方向性を考える時間を与えて頂き感謝致します。

文  竹内眞 写真 フジワラヒロミ

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『肱川あらし うんちく』

2014.10.20

肱川あらしの発生予報を担当させて頂いてます竹内です。
肱川あらしの発生をどのように予報しているのか?
少し書かせて頂きます。

天気予報は天気の確認の為に見ていますが、自分なりの経験値と感覚的な事で大部分は肱川あらしの発生を予報しています。(たまに外す事もあります。)
そして、自分なりの感覚とは?

その日の夕方からの様々な天気の情報を観察します。

風の吹く方向、風の強さ、湿度、その日夕方の放射冷却の進行度、近くに見える山の見え方など(他にもいろいろあります)
今回は山の見え方での確認編です。

仕事場から約4km下流に鼻欠山(はなきれやま)が見えます。

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20年間毎日欠かさず見ていると鼻欠山の見え方が違い肱川あらしの発生する前日夕方の見え方は特に山の輪郭がはっきり見えて近くの山が押し迫って来る様な感覚になる事が自分なりの感覚でわかる様になりました。
天気の悪い時は山の見え方も輪郭もはっきりは見えてないです。
しかし、日中は天気が悪くても夕方からとか夜遅くとか夜中に天気が回復して来る時があります。

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その時の判断はどう判断しているのか、また次回の機会に書かせて頂きます。
次回を楽しみにして下さい。

文・写真  竹内 眞